空撮屋根点検

私たちが問題なく住まいに暮らしている場合、
なかなか屋根のメンテナンスを意識する機会が少ないかもしれませんが、
どんな屋根でもメンテナンスが必要です。

紫外線、強風や強い雨など天候によるダメージや地震による損壊、
経年劣化や沿岸部から2㎞ほどにお住まいの地域の場合、
塩害によるダメージなどもあります。

屋根素材やメンテナンス頻度によっても耐久年数は変わってきますが、
点検の目安は築10年が経過したら一度、本格的に点検をすると安心です。

また、悪天候後や5年経過ごとなど目安をもって適宜点検しておくと、
大きな屋根内部の劣化や腐食を防ぎ、屋根のメンテナンス費用を抑えることに繋がります。

屋根の点検はどうやってやるの?

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以前は職人さんが梯子をかけ、屋根に登り直接目視で点検していましたが、最近は、無人で遠隔操作や自動制御によって飛行できる航空機、ドローンを用いられることが多くなっています。弊社でもドローンを用い、屋根の点検を安全・安心に行っています。

ドローンによる空撮点検のメリット

ドローンを活用した空撮屋根点検は、様々なメリットがあります。

○安全・安心に点検できる

職人さんが屋根に登り点検することは当然ながら高さや足場の悪さから危険が伴います。実際に平成31 年/令和元年の建設業における死亡災害発生状況の事故の型別に見ると、墜落・転落が110 人(40.9%)となっており※1、事故を防ぎ安全に点検ができるドローンの活用が広まっています。また屋根に登った視点より、より高度から全体を撮影できるため、全体のどの箇所の不具合なのかも把握しやすく、家主様も安心して一緒に点検箇所をチェックすることができます。

※1 一般社団法人全国建設業労災互助会労働災害の現状

○屋根材の破損の心配がない

実際に職人さんが屋根に登り点検する際、気を付けていても経年劣化により、屋根の上に乗った際、ひび割れや破損する場合があります。また、あってはならないことですが悪徳業者ではわざと瓦を割り、修理費用を請求する事件も起こっています。
ドローンを用いた場合、屋根に乗る必要がないので破損を防ぎ、また点検箇所を撮影、あるいは家主様と一緒に映像を見ながら点検できるので屋根点検の詐欺防止にもなります。

○点検が難しい箇所もOK!調査・点検費用を抑えられることも

最近では3階建ての家も多く見受けられるようになりましたが、3階建てだと高さの為、登ることが難しく、点検の為に足場を組む必要がある場合もあります。また急な傾斜の屋根の点検の場合も足場が必要になります。その点、ドローンを用いた点検は足場が不要で調査・点検費用が安くなることもあります。

屋根点検はドローンによる空撮屋根点検がおすすめ!

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以上の点から、弊社ではドローンによる空撮屋根点検をおすすめしています。

大切なお家を安全・安心・適切に点検して、永く大切に住めるお手伝いをさせていただきながら、また近年、数が少なくなってしまっている職人さんの屋根の登り降りの危険を減らし、必要な作業がある場合にのみ安全に施工に注力してもらう意味でもドローンの空撮屋根点検の意義は大きいと考えております。

また、弊社はJRの鉄道工事を20年以上ご依頼いただいている会社でもありますので、安心してドローンによる空撮屋根点検をお任せいただけましたら幸いです。

ドローンによる点検後、もしさらに細かな点検や修繕が必要な場合は、弊社の提携工務店のご紹介も可能です。

ドローンによる空撮屋根点検で難しいことは?

ドローンによる空撮屋根点検で難しいことは、悪天候によりドローンの飛行が困難な場合や、屋根材や板金等を剥がしての内部の確認は出来ません。

また、空港の近辺や住宅密集地などで飛行禁止区域の場合はドローンによる空撮屋根点検が難しくなります。

お住まいの区域がドローンによる空撮屋根点検が可能かどうかお調べしご案内いたしますので、お気軽にお問合せください。